2011年1月22日土曜日

タテタカコ「第3ノ金曜日」@LIVE HOUSE enn. in Sendai. with たむらぱん

 会場に到着したのは開演時間ギリギリだった。最後列(とはいっても、小さなハコなので十分近い)に着席した。会場には書道家の菅原久美子さんの書がアーティスティックに飾られ、趣向が凝らされていた。

最初はお目当てのたむらぱんの演奏だった。CDで聴くたむらぱんの音楽はポップでテンポの良いものだが、今回はソロでピアノ弾き語りのスタイルだ。ご本人曰く、このスタイルは珍しいとのこと。非常に得した気分だ。彼女のアルバムは3枚聴いているが、それ以外の曲も聴く事が出来た。CDを聴きながらどんな風に歌うのかを想像していたのだが、実際に見てみると新しい発見が沢山あって、それがライブ参加の楽しみの一つなのだ。来月の仙台JUNKBOXでは、バックバンド付きのスタイルなので、比較出来るので待ち遠しい。

次に本家タテタカコさんの登場。目を見開いて歌う独特なスタイルに度肝を抜かれたが(YouTubeで知っていたが、実物は迫力が違う)、歌に集中して聴くとクラシックの歌唱を基本とした伸びやかなファルセット、周りを包み込む様な声、正確なピアノ演奏の全てがものすごい迫力であった。世界観は森の木漏れ日や日本の原風景が目に浮かび、スケールの大きいものに感じた。




久しぶりにすごい演奏を聴かせてもらった。

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