2011年3月7日月曜日

藤田麻衣子@別府ステーションセンター(B-Passage中央広場)2011.2.6.


藤田麻衣子さんの47都道府県フリーライブの大分県での模様をUSTREAMの生中継で視聴した。生中継なのでその時間帯に視聴しなければならないが、ネットとブラウザがあればライブに参加出来るのが素晴らしい。

どうしても藤田麻衣子さんのフリーライブは首都圏で行われることが多く、これまでも川崎や町田でフリーライブに参加して来たが、USTREAMでの参加という形態も結構素晴らしい。途切れ途切れの音声も別の意味で味がある。

ビジネスとしてどうかは素人の私には解らないが、このような試みが増える事を期待したい。

2011年3月6日日曜日

タイナカ彩智 5 Anniversary Live Tour @ 仙台カフェモーツアルトアトリエ 2011.3.5


タイナカサチ改めタイナカ彩智さんのライブに初参加した。
もちろんカフェモーツアルトアトリエも初めて行く箱だ。カフェモーツアルトアトリエはこじんまりしているが、アットホームな感じで、椅子もカフェの椅子であり、所々テーブルが配置されドリンクの置き場がありとってもくつろいで楽しめた。

早く仙台に到着したため、まずは30年来の行きつけの「トライ」で納豆スパゲッティを食べた。
何度食べてもおいしい。個人的には 「トライ」で納豆スパゲッティは日本一だと思う。


タイナカ彩智さんは華奢な体格にもかかわらず、力強いヴォーカル。ただうまいだけでない。彼女の歌には伝わって来るものがある。CDで予習をしておいたのだが、グランドピアノの弾き語りの生演奏の印象は全く違い、圧倒されるほど素晴らしかった。

同じツアーであっても仙台公演は、東京公演と違いサイズの小さな箱で行われることが多く、編成もシンプルなことが多い。もちろん仙台、東京両方参加出来ればいいのだが、私としては仙台の方が好きだ。

最新アルバム「innocent」をゲットし、しっかり握手までしてもらい家路についた。

菅原紗由理 Live Tour –Close To You-@赤坂BLITZ 2011.2.4.

秋田県横手市出身の菅原紗由理さんの赤坂BLITZでのライブに参加した。赤坂ACTは、中島みゆきさんの夜会で行ったことがあったが、赤坂BLITZは初めてだ。
 まず、きれいなライブハウスだということと大きなライブハウスだと感じた。これまで比較的小さな箱でのライブに参加して来たので、この大きさと参加人数の多さにびっくりした。

菅原紗由理さんは当たり前だが、うまい。すごくうまい。才能あるシンガーだと感じた。末永く歌声を聞き続けていきたいシンガーだ。



また、秋田弁(横手弁?)でのMCすごく良かった。これまで、関西弁や名古屋弁でのMCは数多く聴いたが、東北弁は吉幾三や千昌夫などの演歌歌手以外聴いた記憶が無い。東北の人間は東京に上京とともに東北弁を封印してしまう。新しい世代は違うのだと知り、少しうれしくなった。

たむらぱんワンマンライブ「パンダフルツアー」@仙台CLUB JUNK BOX.2011.2.25

1月に仙台で初めてたむらぱんのライブを聴いたが、ワンマンで弾き語りのステージだった。弾き語りは個人的には多く聴く形なので特に違和感無く、楽しめた。

今回は、バックを付けたバンド形式のツアーだった。仙台CLUB JUNK BOXに初めて入ると、お,オールスタンディング!スタンディング形式のライブは、Mt. Rainier Hallの初音さんのライブで、体力の衰えを思い知らされたばかりだ。

ライブが始まるとその不安は吹っ飛び、ノリの良い演奏にすっかり飲み込まれて、気がつくと2時間弱のステージはあっという間に過ぎた。年甲斐も無くノリまくってしまった。

今年に入ってバンド形式と弾き語りの2つの形式を楽しめて、たむらぱんの魅力を堪能出来た様に思う。

水戸真奈美@イオン山形南ショッピングセンター

近くのショッピングセンターで水戸真奈美さんのフリーライブがあり,
休日でもあり第2回目のステージを聴いた。

滑らかで感情的に独自の感性で表現する"手話"(エモーショナル・ダクティロロジー)とともに歌う歌手だ。

ショッピングセンターのチラシで今回のフリーライブを知り、YouTubeで予習した。
「伝えたいこと」がとても気に入った。

ライブは客席と一緒に「手のひらを太陽に」を手話と一緒に歌ったり、「絆」のカヴァーがあったり(個人的にはクミコさんより水戸真奈美さんの方が良いかもと思う。)盛りだくさんだった。もちろん「伝えたいこと」も聴くことが出来た。


一生懸命歌う彼女の姿にエールを送りたい。

初音茶屋 vol.10@Mt. Rainier Hall Shibuya Pleasure Preasure

テレビ朝日金曜ナイトドラマ『秘密』の主題歌「強がりソレイユ」や日本テレビ系ドラマ『正義の味方』主題歌「ホントはね」を歌う初音さんのコンサートに初参加した。
初音茶屋は、アットホームな小編成のライブで今回で10回目だそうだ。

小学生の頃に近くのショッピングセンターで唄い始めた彼女は、まだ20歳そこそこながら、堂々としたステージだった。大阪のおばちゃんもすごいが、大阪の女の子もすごい。MCもばっちり決まるし、何よりもノリがいい。

とにかく若い‼ すっと続く手拍子と、後半のスタンディング。メタボなオジさんにはきつかった。

一昨年の渋谷の榎本くるみさんのオールスタンディングのライブで懲りた(演奏はとっても良かった)はずだったのだが、渋谷はオヤジには鬼門か⁈

小川マキ“ただいま”LIVE@蔵オビハチ 山形 2011.1.30


1st stageは、中国の楽器「二胡」とピアノのユニット、「飛鳥」(二胡:岩渕 時和、キーボード:斉藤 裕美)のステージだった。キーボード(シンセと呼ばなくなって久しい)と二胡の絶妙な取り合わせが素敵な演奏だった。

2nd.stageは、小川マキさんと愉快な仲間たち(三宅典子さん(Vn) ・寺地麻喜さん(Pf) ・山田ヒロシさん(Wb).・後藤康二 ck510さん(G))のステージ。南青山マンダラでの復活ライブ以来のライブ参加となった。マイミクさんたちとは会場前にご挨拶。
何度聴いても『ぽっかぽかサウンド』は健在。マキさんの人柄はもとより「愉快な仲間たち」の、寺さん、YamaD、のりさん、ck510さんの人柄が出ていると思う。それにしてもマキさんの元気な姿が見れてよかった。

あとは、小川マキさんと愉快な仲間たちが寒さで風邪をひかないこと、大寒波のなかでちゃんと無事に東京に戻れることを祈る。

心が“ぽっかぽっか”になったところで、家路についた。

ジャニス・イアン@Billboard LIVE Tokyo. 2011.1.29

ジャニス イアンは、1970年代に聴いた経験があったがのライブは初参加である。ジャニスは1951年生まれ、「At Seventeen」の世界的ヒットや日本では「Love Is Blind」、ドラマ『岸辺のアルバム』で「Will You Dance?」が、映画『復活の日』で「You Are Love」がヒットした。

演奏は、ナターリア・ズッカーマンのセカンドギターとコーラスの女性ならではの柔らかい、演奏とジャニスのギター、ピアノの弾き語りがとっても優しい素敵な空間を作り上げていた。

会場に湯川れい子さんが来られていたり、サプライズゲストのアンジェラ・アキとのコラボ「Every Woman's Song」の演奏もとっても良かった。

2011年1月22日土曜日

タテタカコ「第3ノ金曜日」@LIVE HOUSE enn. in Sendai. with たむらぱん

 会場に到着したのは開演時間ギリギリだった。最後列(とはいっても、小さなハコなので十分近い)に着席した。会場には書道家の菅原久美子さんの書がアーティスティックに飾られ、趣向が凝らされていた。

最初はお目当てのたむらぱんの演奏だった。CDで聴くたむらぱんの音楽はポップでテンポの良いものだが、今回はソロでピアノ弾き語りのスタイルだ。ご本人曰く、このスタイルは珍しいとのこと。非常に得した気分だ。彼女のアルバムは3枚聴いているが、それ以外の曲も聴く事が出来た。CDを聴きながらどんな風に歌うのかを想像していたのだが、実際に見てみると新しい発見が沢山あって、それがライブ参加の楽しみの一つなのだ。来月の仙台JUNKBOXでは、バックバンド付きのスタイルなので、比較出来るので待ち遠しい。

次に本家タテタカコさんの登場。目を見開いて歌う独特なスタイルに度肝を抜かれたが(YouTubeで知っていたが、実物は迫力が違う)、歌に集中して聴くとクラシックの歌唱を基本とした伸びやかなファルセット、周りを包み込む様な声、正確なピアノ演奏の全てがものすごい迫力であった。世界観は森の木漏れ日や日本の原風景が目に浮かび、スケールの大きいものに感じた。




久しぶりにすごい演奏を聴かせてもらった。

Charice @ SONS. NHK

mixi日記 2011.1.20より転載

ふとTVを見ていたら、たまたまNHKのSONGSを放映していた。何やら見慣れないシンガーだなと思っていたら、すごい歌唱力!ホイットニー・ヒューストンの「ボディガード」のテーマ曲「I Will Always Love You」を完璧に歌いこなしていた。

NHKのHPによると、プロフィールは『1992年生まれの18歳。4歳の頃、母の鼻歌から自然と歌を覚え、フィリピンの貧しい家庭に育ち、幼い頃から歌で家計を支え、地元フィリピンのアマチュア・コンテストで数々の賞を獲得、その実力をとどろかせてきた。
世界的に有名になったのは、16歳のとき。動画サイトに投稿されていた彼女の歌唱シーンが、1500万回も視聴されたことがきっかけとなり、アメ リカの有名番組に出演。その後、世界的な音楽プロデューサーであるデイヴィッド・フォスターが彼女の1stアルバムをプロデュースし、2010年に全世界 でデビュー、全米チャートでも総合8位に輝き、現在に至る。』とある。

確かにうまいが、やはりグローバルスタンダードは英語圏のなかにあるのだ。日本にも優れた歌い手は数多くいるが、アメリカをはじめとする西欧で認められ成功するのは極めて難しい。なにも音楽業界に限った事ではない。

やはり、英語か........
 

藤田麻衣子 Winter Live 2011〜二度目の恋〜@仙台 darwin

mixi日記 2011.1.9より転載

昨日は仙台での藤田麻衣子さんの仙台でのライブに参加した。今年の初ライブである。
毎回ライブハウスでソフトドリンクばかりなので、バスで向かいアルコールの入った飲み物を飲んだ。

藤田麻衣子さんのライブは、フリーライブ2回、ライブハウス2回の参加となる。久し振りに聴く歌声は相変わらず可愛らしく、切なく、ご本人の言 う所の“藤田麻衣子汁”たっぷりの内容で、タイトルの『二度目の恋』のCDの収録曲だけでなく、冬にちなんだ曲も多く楽しめた。個人的には、アンコールの 『あなたは幸せになる』のアカペラがとっても良かった。この曲が聴きたいがために通っている様なものだ。何度聴いてもいい。

何より圧巻だったのが、バイオリンの沖増菜摘さん(なっちゃん)の演奏で、葉加瀬太郎ばりの演奏でパワフルで躍動感あふれる演奏だった。バックでバイオリンを弾くスタイルはこれまで他のライブでも何度も見てきたが、なっちゃんがピカイチだと思う。

春のツアーで仙台公演は無いが、“藤田麻衣子があなたの街へ歌いにいきます!”企画が2月から西日本よりスタートするとのアナウンスがあった。私の地元にも来てくれるかもしれない。期待したいと思う。

柊の部屋 vol.35 @ Noisy Duck 山形

mixi日記 2010. 12.27より転載

 昨夜は柊奈緒さんのライブに参加した。今年は、約20件のライブ、コンサートに参加したが、柊の部屋でしめられた事は良かった。
初めて聴く曲もあり、柊さんと森藤さんの掛け合いも毎度の事になり、恒例行事になっている。

ご本人もMCで言っていたのだが、東京へ拠点を移してからの方が彼女の音楽が落ち着いてきた様に感じる。無論、彼女の日々の絶え間ない努力の賜物であることは間違い無いのだが、山形の柊の部屋は紛れもないホームなのだ。

新しいCDの発売に向けたレコーディングの最中とのことなので、次のライブで聴けるのが楽しみだ。

奥華子 CONCERT TOUR '10~'11 弾き語り 〜4th Letter〜@福島テルサ 2010.12.3.

mixi日記 2010. 12.5より転載

昨年の五反田ゆうぽうとでのクリスマスコンサート以来2度目の奥華子さんのコンサート参加となった。昨年はバックバンドがついているコンサートだったのだ が、今回はワンマンの弾き語りのツアーだ。福島で初めてのコンサートとのことで、全国40箇所、41講演のなかのひとつのコンサートだ。

5枚目のアルバム「うたかた」を引っさげての全国ツアーで、「うたかた」の曲中心の選曲だったが、定番どころをはずさないのはさすがで、lあっと いう間の3時間目一杯のコンサートだった。ご当地ソングの作成も大成功。いつもながらサービス精神旺盛なステージで、軽妙なMCと相まって、ステージと客 席一体となり大変盛り上がった。会場ではマイミクの20さんともお会いした。

最後は客席を出る全ての観客とハイタッチもしてくれた。長時間パワフルなステージをするエネルギーがどこにあるのかと思うほど小柄で小ちゃな手のひらだった。

Winter Picture Book 2010. 辛島美登里コンサート「まってる」@ Bunkamura オーチャードホール 2010.12.2

mixi日記 2010. 12.3より転載

昨年から始まった辛島さんの “Winter Picture Book” シリーズだが、今年はフランスのセルジュ・ブロック作、小山薫堂訳の絵本「まってる」をテーマにしたコンサートだった。語り・歌 斉藤由貴、歌・コーラス に jammin' Zep、ラストの合唱に星美学園小学校聖歌隊を迎え、物語に歌をのせていく形でコンサートは進んでいった。辛島さんの人柄が活かされた心暖まるコンサート であり、語りや歌で参加した斉藤由貴さんも素敵だった。一足早いクリスマスプレゼントになった。

残念だったのは、アンコールの前に新幹線の時間となり会場を後にせざるを得なかったことだった。来年のWinter Picture Book も楽しみだ。

セットリスト

第一部
Over The Rainbow

優しさに包まれたなら
土曜日のタマネギ
The Christmas Song
星に願いを
Why Why Why ?
スカボロフェア
瑠璃色の地球
あなたの愛になりたい
虹の地球

第二部
Lady Madonna
おうちでかくれんぼ
Smile
抱きしめて
愛すること
Keep on “Keeping On”
夕映え(with 星美学園小学校聖歌隊)
桜(with 星美学園小学校聖歌隊)

オリビア・ニュートン・ジョン@JCBホール. 2010.11.28.

mixi日記 2010. 11.28より転載

40周年記念アルバム発売記念コンサートの追加公演が東京ドームシティにある JCBホールで行われる事をe+で知り、SONGS@NHKを見て行きたくなった私は早速チケットをゲットし参加した。62歳とはいえオリビアなのだ。学 生時代、海の彼方のオリビアのレコードを買いそろえ繰り返し聴いていた想いが甦り、居ても立っても居られなくなったのだった。

研究会がお昼で終了したため、家族のお使いの書籍を神保町の三省堂書店で購入し、お気に入りのSガストで昼食を摂り、開場1時間前には東京ドームシティに到着した。
残念ながらペナントレースは終了していたが、ジャイアンツグッズのショップを見てまわった。

コンサートは、夕方5時と比較的早めの開演であった。ギリギリで入手したため3階席であったが最前列ど真ん中の席だった。高所恐怖症の私にとって目の前が見晴らしを良くするためのやや低めの鉄柵だったため、席の移動の際には正直怖かった。
演奏が始まると、オリビアの若かりし頃の映像がスクリーンに映し出され、年齢を感じさせないパワフルな演奏が繰り広げられた。さすが世界の歌姫で ある。今の彼女もとっても素敵だった。POPSはやはり西洋の人々の音楽なのだと納得した。メロディに乗る英語圏の言葉と日本語とは根本的な違いがあるの ではないかと改めて感じた。

懐かしい曲の数々の以外にも彼女の最近の曲もあり、いまのオリビアのファンに改めてなってしまった。帰りにはベスト盤ではなく、最近の彼女の曲が収録されたCDを購入した。

私と比べてはオリビアに甚だ失礼だが、62歳の頃の私は何か人を魅きつけるものを持ち合わせているのだろうか?などど考え、ちょっと寂しくなった。日々の努力を積み重ねるしかないのだろうけども..... 

オリビア・ニュートン・ジョン @ SONGS NHK

mixi日記 2010. 11.27より転載

オリビア・ニュートン・ジョンはメジャー・デビュー40周年を記念した日本でのベストアルバム「オリビア・ニュートン・ジョン 40/40〜ベスト・セレクション」のプロモーションで来日。62歳の年齢を感じさせない歌声を聴かせてくれた。
ビートルズ世代の少し後の私は、まずカーペンターズにはまり、次にオリビアにはまった。アルバム「水のなかの妖精」の頃から聴き始めLPも小遣い の中から数枚購入した。ブロンドの歌姫は中高生の頃の私にとってまさに妖精だった。何度か来日しコンサートも行っているが地方に住む高校生に行くすべもな く、彼女が結婚生活に入り、音楽活動をが減った頃からいつのまにかあまり聴かなくなってしまっていた。その後、彼女は出産や、自身の乳癌手術、離婚などを 経て、環境保護活動やがん啓蒙活動などの社会活動に取り組み、ユニセフ親善大使も努めた。番組内のインタビューの中で、娘のクロエが彼女の輝かしい経歴よ りも何よりも誇りだと話しているのが印象的だった。せっかく来日しているのだから、コンサートに行ってみたくなった。

セットリスト
愛の告白(1974)
そよ風の誘惑(1975)
ザナドゥ(1980)
フィジカル(1981)

中島みゆき TOUR 2010 @ 東京国際フオーラム 2010.11.26

mixi日記 2010. 11.26より転載

昨年の「夜会」Vol.16に続き、今年も中島みゆきさんのコンサートに参加した。1階席の後ろだったため、昨年とみゆきさんは同じ位のサイズだった。(遠くてとてもちっちゃくしか見えなかった。)

オールナイトニッポンを境に大きな変貌を遂げた彼女の軽妙なMCは健在だった。曲目は、コンサート後に掲示されたセットリスト通り、『真夜中の動 物園』の曲を含んで懐かしい曲も数多く、初めて生で聴く曲や昔デビュー当時ギター弾き語りで聴いたことのある曲も含まれとても楽しめた。CDではなくLP やSPで持っている曲もある。いや、曲目はどれでも構わない。彼女が歌う曲は全てがすばらしく、思い出がつまっている。特に「時代」は何度聴いてもいい。

中島みゆきさんはPOPCON、世界歌謡祭でグランプリを受賞しデビューした当時からファンで、中学生の時からずっと聴き続けてきた。彼女が歌い続ける限りずっと聴き続けるだろう。会場に来ていた同年代、少し上の年代の人々にとっても同じはずだ。

セットリスト
第1部
今日以来
翼をあげて
愛が私に命ずること
二隻の舟
サバイバル・ロード
時刻表
夜曲

第2部
真夜中の動物園
夢だもの
しあわせ芝居
銀の龍の背に乗って
Nobody Is Right
顔のない町の中で
鷹の歌
時代

アンコール
悪女
たかが愛

イングリット・フジコ・ヘミング ANIMAL CHARITY CONCERT @山形テルサ テルサホール 2011.11.24.

mixi日記 2010. 11.24より転載

1999年2月11日のNHKのドキュメント番組、ETV特集「フジ子〜あるピアニストの軌跡〜」を見て衝撃を受けたのが私と彼女の出会いである。DVD が発売されるとすぐに購入した。デビューCD「奇蹟のカンパネラ」も手に入れ、繰り返し聴いた。特に「ラ・カンパネラ」が絶品で、楽譜を見たことも、まし てや弾いたことも無いが(当然弾けないが)、とってもストレートに旋律が自分の中に入ってきた。彼女の演奏するピアノ曲すべてが、心地よく自分にとけ込ん でくる。クラシックの素養が無い私が偉そうなことを言うつもりは全くないが、彼女の演奏によって初めてクラシックのピアノ曲が好きになった。

CDやDVDでは何度も演奏を聴いていたが、生演奏は全く別次元のものだった。彼女とて手は2つ指は10本しか無いはずなのだが、旋律、伴奏と いった聞こえ方ではなく、オーケストラを聴いているような感じがした。バックには弦楽器の深遠な調べが聞こえ、主旋律とともにいくつもの調べが様々な表情 で一つになっている様に感じた。(表現がが貧弱!)クラシックはとかく窮屈なイメージがあるが、彼女の表現は少なくとも私にはとても心地よく、他の演奏会 では味わったことの無い感覚だった。

彼女は911後の被災者救済のために1年間のCDの印税を全額寄付したり、アフガニスタン難民のためにコンサートの出演料を寄付するなど深い人間愛に根ざす活動を行っており、今回のコンサートの入場料の一部が県の獣医師会に寄付されるそうだ。

植村花菜 LIVE TOUR 2010〜My Favorite Songs〜 supported by INAX@仙台市民会館 2010.11.21.

mixi日記 2010. 10.27より転載

とうとう今年も年末ライブ強化期間がスタートした。

第1弾はYouTubeで初めて見た時から魅了された「トイレの神様」の植村花菜さんのコンサートだ。京都出張帰りに仙台に寄り、参加した。

ストリート出身の彼女は明るく度胸愛嬌たっぷり、関西人らしくMCもばっちりだった。コンサートは自身初のセルフカヴァーアルバム『花菜〜My Favorite Things〜』中心の選曲。最近聞きに行くミュージシャンはピアノ弾き語り一辺倒だったが、彼女はギター弾き語りのスタイルだ。何かとても新鮮な感じが した。

彼女の前向きで「人を楽しくさせる音楽」にすっかり魅了された2時間半のステージだった。

八神純子@SONGS NHK

mixi日記 2010. 10.16より転載

 八神純子さんは15歳で地元名古屋の音楽教室に通い始め、最初に作った曲「雨の日のひとりごと」で第8回POPCONで優秀曲賞。第9回POPCONでも 優秀曲賞。世界歌謡祭の後、チリ国際音楽祭に参加し6位入賞。チリの思い出が鮮烈だったため、1978年20歳誕生日にボサノバのリズムの「思い出は美し すぎて」デビュー。セカンドシングルが「さよならの言葉」がヒットせず歌手生命をかけて、デビュー曲と同じラテンのリズムで作った「水色の雨」が大ヒッ ト。シンガーソングライターとしての地位を確立した。その後ヒット曲は続くものの、自分が本当に作りたい音楽ではなく納得がいかなくなり、これでいいんだ ろうがという想いが…..英語で音楽がしたいという想いでその後、アメリカに2ヶ月間語学留学。1986年ミュージシャンのジョン・スタンレーと結婚。翌 年渡米。2人の子供を授かった。アメリカでは子育てに専念。歌の仕事は日本でのみ行った。子供が成長し、今回の出演に。

八神純子さんと言えば「雨の日のひとりごと」や「思い出は美しすぎて」がコッキーポップでかかっていたのを覚えている。その頃私は高校生だった。POPCONの東北大会を何度か聴きに行ったり、一般審査員の経験もある。
今回の放送で紹介されたシングルは全部持っていた。地元での彼女のコンサートは最前列で聴いたりした。彼女がアメリカに行って、それなりの月日が流れた。

女性がひとつのことをずっと続けるのは本当に難しい。今回の放送はとっても味のある演奏だったと思う。不思議なものだが、歌にその人となりが映し出されているように思えた。彼女が音楽活動を本格的に再開してくれる日を待ち望む。

曲目リスト
思い出は美しすぎて
水色の雨
ミスターブルー〜ポーラスター〜パープルタウン(メドレー)
思い出のスクリーン 

柊の部屋 Vol.33 @ 山形 Noisy Duck

mixi日記 2010. 10.23より転載

仕事を早く切り上げ、車で Noisy Duck に向かった。いつもの駐車場に車を止め、店に入るといつもの常連さんたちが早くもスタンバイしていた。

ライブは、休憩をはさんだ二部構成だった。久し振りの彼女の生歌を聴くことが出来て良かった。ピアノ弾き語りのスタイルに慣れていたせいか、ア レンジが変わって音の厚みを増した演奏にはいささか面食らったが、表現の幅は格段に広くなった様に思えた。二部の始めは弾き語りで個人的にはこちらのスタ イルの方がゆったりと聴くことが出来た。

毎回感心するのだが、彼女は必ずうまくなっている。(私がいうのは僭越だが)努力は嘘をつかない。曲の内容の広がりやバリエーションも確実に進化している。山形を離れて早半年、彼女の決断と覚悟が実を結びつつあるのを実感した。

最後にライブ終了後短い時間であったが久しぶりに話が出来たのも良かった。いい時間を過ごすことが出来た。

石野真子 BAND TOUR 2010 “Life is Beautiful” SINGACT @ SHIBUYA O-EAST 2010.8.1

mixi日記 2010. 10.16より転載

行こうかどうか考えているうちに行きそびれてしまった石野真子さんのライブがBSフジで放映され、録画しておいたものをやっと見る事が出来た。〜アイドル 再開?再会!29年ぶりの Long time to see〜と、番組には副題がついていた。SINGACT というストーリーのあるお芝居の入ったライブスタイルのライブだった。自分のアイドル時代をを知らない人にも楽しんでもらいたいとの想いで、この形態を選 んだそうだ。

石野真子さんは同年代のアイドルだ。元アイドルが様々な過程を経て歌手活動を再開したのだ。経年的変化は仕方ない(自分だって同じ年月を経て経年的劣化が 激しい)が、相変わらず可愛らしい。Wiki でみてみると29年間に様々のことがあったようだが、自分にしてみればとりあえずまた歌っている姿を見ることが出来るだけでも嬉しい。

子供のころTVで流れる懐メロや、大人が聞く昔の歌のどこが良いのか全く理会出来なかった。と、言うよりむしろ邪魔だった。ところがおじさんになってみると、これがとっても良いのだ。青春時代(これもまた古い表現)に聞いた音楽は、特別なのだと思う。
ライブ映像ではツアータイトルにもなった「Life is beautiful」という曲がとっても良かった。もちろん、「狼なんて怖くない」にはしびれた。DVDが発売されるとのこと、是非購入したいし、機会があれば一度生歌を聴いてみたい。

曲目リスト
Life is beautiful (Instrument version)
Leave me alone
My Friend! 〜旅に出よう〜
あなたに届けたい
恋する二人
幸せになりましょう
とおくうたう
Life is beautiful
わたしの首領
失恋記念日
ハートで勝負
金木犀の香る頃
狼なんか怖くない

遊佐未森@秋の収穫祭・スペシャルミュージックライヴ at 高畠ワイナリー 2010.10.11

mixi日記 2010. 10.11より転載

昨夜の“遊佐未森の天文台コンサート”〜銀河歌集〜の興奮も覚めやらぬまま、家族を説得し高畠ワイナリーにやって来た。車の運転のためワインはお預け、ぶどうジュースで気分を出して今日のライブに臨んだ。昨夜に続きギターの近藤研二さんの姿がステージに!

いきなりの『黒田節』、サービス精神旺盛なスタートにいささかびっくりした。『ショコラ』、『いつも同じ瞳』、『銀座のカンカン娘』など昨夜と 同じ曲を青空の下違う雰囲気で聴くことが出来た。とってもお得な感じがした。個人的には、『Island of hope and tears』を聴くことが出来て幸せだった。アンコールは鉄板の、『I'm here with you』。この曲は必ず聞きたい曲だ。写真は、演奏前のスナップ。(演奏中、写真撮影、録音等は禁止のため。)

セットリスト
1.黒田節
2.地図をください
3.ショコラ
4.いつも同じ瞳
5.クロ
6.銀座のカンカン娘
7.手のひらを太陽に
8.Island of hope and tears
9.オレンジ
10.I'm here with you(アンコール)


この三連休は個人的にとても有意義な三日間だった。
 

遊佐未森の天文台コンサート〜銀河歌集〜@仙台市天文台プラネタリウム 2010.10.10

mixi日記 2010. 10.10より転載

 未森さんの故郷の仙台で行われたコンサートは、仙台市天文台プラネタリウムを会場として、星、銀河をキーワードにした選曲でプラネタリウムのスクリーンを使用したとてもスペシャルなコンサートだった。

cafe mimo ともパーシモンとも違う選曲で、初心者の私としては生歌で初めて聴く曲も数多く、プラネタリウムの雰囲気も加わり特別なコンサートとなった。

未森さんとほぼ同年代の我々夫婦にとっても久しぶりのコンサートであり、思い出深いコンサートになった。未森さんに感謝。

明日は高畠ワイナリーでのライブだ。夜空の下の今夜のコンサートと対比して緑と優しい日差しの下での野外ライブになり、未森さんからも別の選曲となるとのアナウンスがあった。

辛島美登里@秋の収穫祭・スペシャルミュージックライヴ at 高畠ワイナリー 2010.10.9

mixi日記 2010. 10.10より転載

 三連休の初日、あいにくの雨の中高畠ワイナリーで行われた「秋の収穫祭」のスペシャルライブイベントに参加した。辛島美登里さんの演奏は8月の大阪のビルボードライブ以来、二度目になる。
前回のライブ以降、若い頃のアルバムを数枚入手し聴いてみた。若い頃に比べて声の質や伸びが良くも悪しくも年齢相応になっているのだが(岩崎宏 美さんにも感じた)、今の彼女がとってもいいのだ。年齢が近いことも関係しているのかもしれないが、とっても安心できて、やさしく、温かいのだ。年齢を重 ね、積み上げてきたものが、聴く者に安らぎを与えてくれるのだろう。ずっと歌い続けてもらいたい歌手のひとりだ。とても贅沢な1時間であった。

セットリスト
1.笑顔を探して
2.抱きしめて
3.翼を下さい(カバー)
4.卒業写真(カバー)
5.夕映え with 嚶鳴合唱団
6.桜 with 嚶鳴合唱団
7.愛すること
8.サイレント・イヴ

遊佐未森 mimori yusa concert 2010 “海の日の銀河手帖”@めぐろパーシモンホール 2010.7.19

mixi日記 2010. 8.28より転載 

 遊佐未森 "cafe mimo〜桃節句茶会〜Vol.10"deluxe""@ 草月ホール2010.05.15にいつもの如く出張ついでに初参加したのが、遊佐未森さんの音 楽との出会いであった。これまで、遊佐未森というアーティストは名前だけしか知らなかったが、何の気なしに行ったコンサートがとっても素晴らしかった。 知っている曲は全くといっていい程無かったが、心地よいサウンドに心癒される気分だった。
そして今回も出張と重なる幸運に恵まれ、コンサートに参加した。cafe mimo は弾き語り中心のシンプルな構成であったのだが、めぐろパーシモンホールは大きなハコで迫力満点のノリの良いステージだった。アルバム「銀河手帳」中心の 構成だったがアルバムをスケールアップした内容で、同じ曲がこんなにも表情を変えるのだろうかと感心させられて、とても楽しめる内容だった。
遊佐未森 天文台コンサート 〜銀河歌集〜@仙台市天文台 プラネタリウムではどんな演奏が聴けるだろうか。今から楽しみだ。

辛島美登里@ビルボードライブ大阪 2010.8.6

mixi日記 2010. 8.28より転載 


辛島美登里さんのライブに初参加した。
御他聞に漏れずいつもの如く出張先でのひと時だったが、とてもすばらしい時間を過ごせた。伸びやかな声に聞き惚れた。どこかで聞き覚えのあるメロディで懐かしく、それでいてキャリアを感じさせる安心感のあるステージでだった。
wikiで調べたところ、ほぼ同年代ではないか。自分は仕事に疲れたメタボなおじさんなのだが、彼女は非常にお美しい。人に見られる仕事とはいえ、天性のものを持っている人なのだろうと思う。
最近、同年代の歌い手のステージを聴く機会が多くなってきた様に思う。

NOKKO@SONGS/NHK

mixi日記 2010. 1.14より転載 

外勤から職場に帰り、雑用や片付けをし、TVをふとつけると、NHKでなつかしい元レベッカのNOKKOが歌っていた。その昔よくレベッカの曲を聴いたのを思い出しなつかしくなった。以下、番組ホームページからの転記。

元レベッカのヴォーカル・NOKKOが「SONGS」に登場。デビュー25周年を記念した今回のアルバムでは、「フレンズ」をはじめとするレベッ カ時代の曲や、ソロ時代のヒット曲「人魚」等が新たにレコーディングされたほか、80年代から現代にかけて男性ヴォーカリスト達が歌った名曲のカバーも収 録されています。番組では、レベッカのヴォーカリストとして抱えていた苦悩から、ソロ時代、そして結婚・出産を経て今、あらためて歌に向かい合う彼女の変 遷を追います。
セットリスト
1.人魚
2.LONELY BUTTERFLY
3.フレンズ
4.SOMEDAY(佐野元春のカバー)

昔の様なはじける様な若さこそなかったものの、紛れもないNOKKOがそこに居た。
25年の歳月の中で経て来た彼女の人生の喜びや悲しみを知る由も無いが、
良いライブであった。彼女は25年経ってもなおトップランナーなのだ。

今年は、柊奈緒さんや他の新進気鋭のアーティストだけではなく、往年の(と言っては失礼なのだが)、以前から聴き続けているアーティストのライブにも行ってみようと思う。